5月28日(木)

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 ソナチネ第4番第3楽章が、ほぼ決定稿となった。
 ウラノメトリアブログで公開されているソナチネ6曲のアクセス数をチェックしたので記録しておく。

第1番全楽章(1984)  122
第2番全楽章(1983)  119
第3番1、3楽章(1985)122
第4番全楽章(2009)  124
第7番全楽章(2000)  52
第9番全楽章(2004)  249

 第9番が圧倒的なアクセス数で第7番が人気なし。それ以外は平均化しているが第4番は第2、第3楽章をアップして間もないので健闘しているのかも知れない。第7番のアクセス数が少ないことが少々驚き。1〜3番あたりの初期作品と比べればかなり高い完成度であると感じているのだが、そのあたりが作曲者と聴衆との落差なのだろう。作曲者自身も概して名曲と苦労した曲との意味を取り違えたりするものだ。
 第2楽章マニアなので、どの曲の第2楽章にも思い入れがある。第1番第2楽章はシンプルだけれども気に入っている。第2番はペンタトニックで特徴的。第4番は書いたばかりなので最もひいきの楽章。第7番は1983年に書いた古い曲で、曲調もスウィングするオールドファッションなもの。これもお気に入りのひとつ。第9番の第2楽章は、着想が古く、ひょっとすると最初のスケッチは10代の可能性もある。完成は1997〜8年頃。
 まだアップロードしていないけれども、第5番の第2楽章も良い感じだと思っている。1987年の作曲で、主題をオーボエソナタ(1999)にも使っている。第8番には緩徐楽章がない。第10番は今のところ一音も書いていない(ただし、過去のスケッチからアイディアを引っ張り出す可能性はある)。
 はやく全10曲を揃えて「ソナチネアルバム」としてまとめたいものだ。