6月3日(木)

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 きのうはウラノメトリア3ガンマのコンプリートに挑戦中の“あかね”ちゃんが第4番「物語」に合格。とても気に入ってくれていてもう暗譜していた。第5番「ウィンドワード」は合格済みなので、次は第7番「一楽章のソナチネ」。本当は第2楽章と第3楽章も1990年代前半に書き上げているのだけれど、長すぎてウラノメトリアには収録しきれなかっただけのこと。第1楽章は、北戸田駅の長いエスカレーターを1段飛ばしにポンポンと駆け降りている時に着想。第1主題と第2主題に細胞音形的な関連はない。しかし、相性はよいはず。第1主題から編み出した展開部はお気に入り。3アルファの「初めてのピアノソナタ」と、どちらがファンが多いだろうか。
 楽譜に向かっていて思うことは、作曲そのものは実にお金のかからない楽しみだということ。1冊のメソードに編集したり印刷したり製本したりしなければ、ネットサーフィンしている人たちと同じコストだ(専用のソフトウェアは必要だけれど)。おまけにいくら作曲しても飽きない。
 今日は久しぶりに第1巻を第1番から弾く機会があった。久しぶりに弾いた「ミだけで」は根強い人気が分かるような気がした。やはりこれがウラノメトリアを代表する曲なのだろう。