4月23日(土)墓参

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 今日は明け方から時折強い雨の降る不安定な空模様。
 東日本大震災の影響で、母の一周忌に親戚が集まることをやめたので妹夫婦とモリアキ翁、私たち夫婦の5人で川口の霊園まで墓参に行った。運良く雨の合間にあたり、墓の掃除をして花を供えることができた。
 帰路、レストランで食事。モリアキ翁は「みんなで食べるのは美味しいねえ」と満足そうだった。

 今日は、ようやく近所のスーパーマーケット「ライフストア」で、純水用のボトル(3.8リットルタイプ)を手に入れることができた。逆浸透膜ろ過による純水が無料でボトル詰めできる。ペットボトルでヨウ素131の半減期を過ごさせた「タイムラグ・ウォーター」(1日あたり8〜10リットル消費可能)と、平時備蓄したミネラル・ウォーター、そして1日3.8リットルの純水を組み合わせれば、もう料理用にも飲み物用にも不自由なく安全な水を使えることになる。パスタや麺類も茹でられる。

 夕方、夏の節電対策として、モリアキ翁の書斎専用の小型エアコンを買いに行った。気調システムの大型室外機を動かすよりも電力使用量がずっと少なくなる。お掃除ロボがついて5万円を切る値段(工事費は見積もり後)。2年後には電気代で元をとってしまうことだろう。
 液晶テレビも軒並み値下がりしており、エコポイント付与期間よりもずっと「お買い得」になっている印象だった。32型で3万円台、40型でようやく10万円を超える程度。
 いくら消費が冷え込んでいるからといっても、家電品がこんなに値下がりしてメーカーは大丈夫なのだろうか。
 我が家は節電を推進すると太陽光発電の余剰電力が生まれるため、売電価格が買電価格より高い現在は多少の恩恵を受ける。冷暖房をほとんど使わない3月の電気料金は売電料金が買電料金を上回り、収支は数千円ではあるが利益となった。4月も同様だろう。もし、余剰電力買い取りではなく、ドイツのように全量買い取り制度となり、さらに電力会社の買い取り料金もドイツ並みの1kw/h65円程度になれば、太陽光発電設備は一気に普及することだろう。
 東電は「オール電化住宅と太陽光発電は相性がよい」と宣伝していたが、それは余剰電力が発生しにくく、電力を高値で買い取らなくて済むという東電側の都合だった。実際には太陽光発電は非電化住宅ほど相性がよい。しかし、全量買い取り制度に変われば、どちらでもかまわないことになる。
 自然エネルギーは非常に弱く不安定であるという「プロパガンダ」があるが、それは太陽光発電を導入していないか、あるいは小規模(定格出力2Kw以下)な設備を運転している人の感想だろう。我が家もそれほど大きいとはいえない4.5Kwの出力だが、春・秋の発電量は消費電力量を上回る。つまり、地域の発電所として電力の供給側になっているということだ。太陽光発電はピーク時電力を削減するために非常に有効な手段だ。さらなる量産効果によって、価格低下を期待したい。