8月3日(水)

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 今日もいろいろなことがあったのだけれど(あっても書かないことのほうが多いから同じといえば同じ)、原発批判ブログで広く知られることになった藤波心さんのツイッターを読んで、ただただ感心、というか敬服するばかり。
 彼女のツイートに対して意見を書き込むと、真実が浮かび上がる。つまり、発言者(書き手だけれど、発言者とさせていただきたい)の事実に対する認識に誤謬があった場合、藤波心さんはそれを上手に指摘する。大学で教える立場の人も彼女をコドモだと思って舐めてかかったことを深く詫びている。自分の誤りを認めるとは偉い人だ。
 彼女の視点は、まさに「事実は間違えない」というところにある。レオナルド的視点だ。
 彼女はジャンヌ・ダルクと形容されるが、本人は「ジャンヌダルクよりもドン・キホーテのほうが好き」と書いている。これも、また凄い。
 早速、彼女のツイッターをフォローさせていただいた。冗談でも何でもなく、彼女は私よりも優れており、彼女からは学ぶことばかりだった。彼女を師と仰いで私淑しようと思う(本気です)。
 ツイッターを始めていない人ならば、彼女をフォローするためだけにツイッターアカウントを取得しても損はないと断言する。損どころではない。フォローしないと大きな損失というべきだろう。
 とりあえず、下の動画視聴をお薦めしたい。彼女のテレビの報道番組出演時の「生ココロ」ちゃん(カタカナで書いたときは “ちゃん” をつけてみたかった)。彼女の受け答えに、大人二人のキャスターがとまどっている様子が分かる。彼女がトンチンカンだからではない。自分たちが事実に即したことを発言できるかどうかに、あるいは目の前にいる14歳のコドモが、自分たちよりも正確に深く物事を捉えていることに戸惑っているのだ。40分に及ぶ長い番組だけれど一気に観てしまうこと請け合い。


ニュースの視点 批判覚悟で…

藤波 心ツイッター