9月27日(火)

202234

 朝は曇っていたものの、徐々に晴れて午後には快晴となった。
 午前中は水汲みやグロッサリー類の買い出しに出かけ、帰宅後は家事を済ませ、午後は作曲に専念。
 と思ったが、すぐに煮詰まり、大した用事もないのに近所のショッピングセンターまで歩いてNHKの「今日の健康」を買って帰ってきたりした(何か用事を作らないと出歩けないではないか)。
 歩いたのはわずか3kmほどなのに効果抜群、アイディア噴出。帰宅してすぐにおちびたちのレッスンが始まり、夕食をはさんで夜もレッスンだったので作曲を再開できたのは午後10時。そして、つい先ほど、どうしても完成できなかった小品が完成。かなりマニア向けだが傑作の予感。難しい曲だけれど第4巻まで待てないので2βに収録してしまうつもり。今はとても良い気持ちだ。タイトルは未定だけれど、ファイル名は「夢のなかで」。なんとも安っぽい名前だ。しかし、よいアイディアが出ないとこれが正式な曲名になってしまうこともあり得(う)る。
 ところで、以前、作曲は地味だと書いたことがあったが、それは正しくないかも知れない。地味なのは外から見た時だけだ。頭の中で、今まで聴いたこともない曲がガンガン鳴っている状態が地味であるわけがない。
 先日のアルボラーダの時もそうだった。突然、盛装したエリック・サティが現れて(彼はシルクハットを持ち上げて丁寧にお辞儀してくれた)、私がドギマギしていると、アルボラーダの未完成部分を歌ってくれたのだった。なかなか派手なシチュエーションではないか。