ウラノメトリア/美術打ち合わせ

 午前中は練馬にお住まいのSさんのレッスン。年齢的には私に近い世代の男性。まだ初心者であるにもかかわらず非常に研究熱心。楽譜は未だ音楽ではない、という言葉の真の意味を理解しはじめているところ。
 ナオコーラ先生によって最初からバイエルの美しさを伝えられてレッスンに入ったので、逆にバイエルを棒弾きする人たちのことが理解できない様子。よその風は常に向かい風となることだろう。遠からずバイエル修了。

 午後は、ウラノメトリアの装丁を担当していただいているイラストレーターの“社長”さんが来宅。第2巻に使う図版の打ち合わせ。鍵盤のイラストレーションは、リアルさよりも分かりやすさを優先することにして、どの程度正確さを残してデフォルメするかを考えてもらうことに。
 途中でマミヤのC330が登場。カミさんも加わってファインダーを覗いては「カメラ・オブスキュラ!」と大盛り上がり。肉眼で見た世界よりもずっと美しい。これは素晴らしいカメラだ。しばらく写真からは離れていたのだが、ビョーキが再発するかも知れない。
 オーバーホールにいくらかかるかが問題。