9月15日

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 今日はM先生のレッスン。数学者なので音楽的には普通の人なのだが、思考の経路と行動が普通ではない。すでに多くの理論書を読破しており、内容も把握していらっしゃる。残るは、どの情報がが重要であるかを見極めることと、訓練を積むことだろう。
 たった2回のレッスンを受けただけなのに、彼のレッスンノートは次のように始まる。

・・・楽譜は演奏されて初めて音楽となる。逆に演奏されるということを前提に作曲するのが真の作曲であろう。演奏は、各楽器の特性を最大限生かした演奏法(音色)を前提とすべきである・・・・・。

 このあと、A42ページにわたって見事なレッスン解析が続く。私が教えられることのほうが多いくらいだ。

 全てのレッスンを終えて、鳥人間コンテスト2008の録画を見る。
 東北大Windnautsの機体がディスタンス部門で見事36km往復飛行を達成して優勝。今年は日大航空研がテレビ局からタイムトライアル部門への出場を打診されたものの辞退(未確認情報)ということが気になっていたのだが、東北大の快挙で帳消しか? 往復飛行が行なわれてしまった以上、来年からは場所やレギュレーションの変更が必要になるのではないか。ちなみに日大航空研は2005年に、静岡県蒲原町の飛行場から自力で離陸し、海上を50km飛行して日本記録を樹立している。ちなみに世界記録は1988年にMITのディーダラス号が打ち立てた115Km。