12月4日(木)

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 アンサンブル・フラッシュのコンサートから一週間が過ぎた。
 いまだに反響が届いていて、驚くやら嬉しいやらの毎日である。とくに「9人のフルート奏者のための組曲(1999)」のCDがあるかという問い合わせは嬉しい。残念ながら今は存在しないが、いずれは入手可能になることだろう。
 今日のウラノメトリア編集会議には、かなり綿密な楽譜校正を行なって臨んだつもりだったが、大量の「意見」が付される結果となってしまった。概ね正しい“意見”であり「言われて分かることは、言われなくとも気づく」という師の言葉が未だに実践できていないことになる。さらに深く楽譜と向かい合っていかなければならない。
 
 カミさんから「人は見た目が9割」(竹内一郎著、新潮社)を渡された。“見た目”とは、人の「言葉以外の情報すべて」という定義であり、これは別の言い方で「ノンバーバル・コミュニケーション」(非言語コミュニケーション)という。まだ、読んでいる途中なのだが「人は見かけによらぬ」とか「人は見かけで判断してはならない」という言葉が、実は人を見る目がないという意味にもとれることに気づかされた。今夜中に読了予定。