12月21日(日)

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 今日は何から書いてよいのやら見当がつかないので、思いついた順に書く。
 夕方、買い物に出かけた時に帰りのクルマの中で聴いたベルリオーズの「レクイエム」に驚いた。ベルリオーズ観が変わるほどの名曲(かつ、名演奏)。今まで未聴だったことが信じられないくらいだ。大急ぎで帰宅して自室で続きを聴いた。これはCDを入手しなければならないが、今日の放送はライブ録音なので同じものは手に入らないだろう。
 続く番組「現代の音楽」で放送されたサルヴァトーレ・シャリーノの「ドゥ・ラ・ニュイ(1971)」も印象に残る曲だった。ラヴェルの「夜のガスパール」が引用された曲だが、ガスパール以上かも知れない。
 午前中は、カミさんと買い物に行って蛍光管などの「年末用品」を揃えたのだが、その時から今日もインスピレーションに恵まれている予感があって、気もそぞろだった。
 午後から2組のレッスン(3時間)があって、その時はインスピレーションのことなどすっかり忘れて没頭。それはそれで、とても面白かった。
 カミさんの休日は私が炊事当番なので、いろいろと活躍(?)しなければならなかったが、食後の後片づけを長男に任せてPC前に座る。と、書くと一日中忙しかったように思えるかも知れないがそんなことはない。「銀むつクライシス」の主要部分を読み直したり、「職人」を読み進めたり、スケジュールのチェックをしたり、テレビの録画も観たし、お茶の時間もあった。要するに一日は短くも長くも使えるということだ。
 今日のウラノメトリアの作業は、遠く離れた点と点のような作業だった。徹底的にディープなメソードを目指すのであれば「音階の成り立ち」の項目で“微分音”を扱うかどうかの判断を行ない、昨日の新曲のタイトルを命名し(曲名は公開まで秘密)、第4巻の曲のリネーム(タイトル変更)を行ない、第2巻の推敲中の楽譜のデュナーミクを書き換えた。そして、第2巻の未完曲を書き進め(書き改め)た。今夜、この続きが待っている。