1月19日(月)

14091

 カミさんが失業中で家にいるので、今のうちに一緒にできることはやることにしている。テレビ録画したDVDのインデックスづくりや書籍の整理など、時間がなければできないことは結構あるものだ。
 レッスン開始前に、近所の大型スーパーまで買い物に行った。ガラガラに空いていて、おまけに値下げラッシュだ。この安値が適正な価格のわけがない。また誰かが損をして売っていると見ていいだろう。それは生産者か、流通途中の誰かかである。それらの人々も消費者であることは間違いないのだが、安売りのために購買力を失っていく。実際、安売りしてくれなければ一般消費者も買えないのだが、こんなことがいつまでも続くわけがない。人々の購買力が先細りしていくと、その先にあるのは破綻の連鎖なのではないか。このような状況下にあって、経済対策における政府の無策ぶりにはあきれるばかりだ。中・長期的な経済刺激策とともに、大型減税、あるいは国民一人あたり10万円程度のはっきりと効果の出る一時金を出すなどして国民の購買力を支えるべきだろう。4人家族に40万円が一時金として渡されれば、人々の意識が変わらないはずがない。そして、その後に中・長期的な景気刺激策によって徐々に経済が回復すれば、いずれ一時金は税収増として回収できるはずだ。

 次男坊の海が映画をたくさん観ているらしい。曰く「面白い映画は山ほどあるが、感動できる映画は少ない」。そのとおりだ。面白さは、それなりの手法で達成できるが、真の感動を呼ぶのは本物だけだ。そもそも、画一的な手法による面白さには慣れてしまうではないか。音楽も全く同じ。
 
 図書館で一気に15冊の本を返却。全冊読破できたわけではないのが残念。

 ウラノメトリアの修正作業をしながら、久しぶりにiTunesの整理。現在2623曲。こんなにあるのに、肝心な曲がたくさん抜け落ちている。ベートーヴェンピアノソナタなど3曲しか入っていない。CDラックには全曲あるのだが、読み込ませるのが面倒。iPodは持っていないが、もし持つことがあったら名曲・名演奏だけで埋め尽くしてみたいものだ。