2月7日(土)

16301

 今日のスーパーピアノレッスンでは、アンドラーシュ・シフベートーヴェンのピアノ協奏曲の最高傑作を第4番であると言っていた。リヒテルも同じ。当時の協奏曲ソナタ形式の習慣に反して独奏ピアノから始まることについて、これ以前の例はモーツァルトのピアノ協奏曲第9番 変ホ長調にその例があるだけであると述べていた。あの単純な同音連打による冒頭部分の徹底したレッスンを聴いているうちに、だんだん奥深く感じてきたから不思議なものだ。