10月26日(月)

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 台風第20号 (ルピート)の影響で風雨が強まっている(23時現在)。未明には天気が回復するということなので、明日のレッスンは安心だ。
 今日は目に留まったニュースがいくつもある。もっとも注目すべきなのは日本郵政の取締役に曾野綾子氏が選ばれたことだ。ラジオなどで、いろいろと批判を言う人もいるが、彼女が自らの考えを記した著作と日本財団時代の実績を知ってから発言してほしいものだ。もし、このブログの読者でそれらを知らない方がいらっしゃったら、ぜひお読みいただきたい。
 次は、大阪市立大の山根英雄教授らがメニエール病の原因と見られる耳の病変を発見したというニュース。癌ワクチンと同じくらいインパクトのあるニュースだ。人類はずっと“本当のこと”を求め続けている。「優れている」とは、本当のことが分かることだ。
 続いてはOECD加盟国の年金資産が2008年だけで5.4兆ドル(490兆円)分が消えてしまったというニュース。年金資産に限らず、運用という考え方そのものを変える時に来ているということだろう。証券や債券ではなく、実務に対する投資も考えるべきだろう。ここで言う実務とは、実際の優れた仕事に対して投資するということだ。今なら成長が確実な環境分野産業の一翼を担うことだろうか。もちろん、こちらにもリスクはあるが、リスクの分散化の対象として考えてはどうか。スポーツ選手や芸術家に対する投資さえ、判断する目を持っていればあり得るだろう。
 最後は小さなニュース。現在、このテキストはegbridge によって日本語入力されているのだが、開発元のエルゴソフトが撤退してしまったために、バージョンアップが期待できない状態だった。しかし、egbridge のライセンスを受けて開発された「かわせみ」が発売されるとのこと。一安心だ。おまけに1995円というリーズナブルな価格。なんとか買えそうだ。
 最後に、信州まつもと空港のHPに悲鳴のようなメッセージが掲載されたことについてひとこと。見出しは「県民の皆様への緊急メッセージ 信州まつもと空港存続に向け、今まで以上のご利用をお願いします!」というもの。利用者がいないのなら、存続させようとする努力には無理があることになる。無理が通れば道理は引っ込むばかりか、畢竟、何事も事実には勝てない。