12月26日(土)カワイ・表参道パウゼ

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 今日はレッスンを午前と夜にまとめて、高綱先生の小さなお弟子さんたちが出演する発表会に行った。去年よりも大きな進歩があったけれども苦労も偲ばれた、という印象。
 その原因のひとつが、他の教室のおちびさんたちのがんばりだったかも知れない。ペリオーデに対する理解がないのは当然としても、年中のお嬢さんが「アンナ・マグダレーナの音楽帳」の有名なメヌエットで本当に見事な演奏を披露したかと思えば、ピアノを始めて5ヶ月の小1のお嬢さんが、チェルニーの「チクタク時計」ほか1曲、同じく7ヶ月の小1のお嬢さんがブルクミュラーの2曲をやはり見事に弾きこなしたりした。小3ではブルクミュラーも18番からの2曲の選曲となり、小4では「キラキラ星変奏曲」全曲となる。小学校高学年や中学生になると、難曲レベルになった。どの教室と一緒になっても文句は言えないけれども、ハイレベルな発表会であったことは事実。
 高綱先生、お疲れさまでした。今夜はゆっくり休んでください。
 今日は、ナナちゃんとナナちゃんママと一緒だった。というのも、帰りにナナちゃんのフルートを修理に出すため。ナナちゃんにフルートのメーカーをたずねたら「ムラマツ」というので、それならと、久しぶりに新大久保(大久保駅のほうがサラに近い)の石森管楽器に行った。プロや音大生ご用達のリペア工房だ。昔は町工場のようだったけれど、今は立派なビルになっていた。リペア部門は3階。そこだけは昔と同じでまさに楽器工房という雰囲気。ナナちゃんママが「ジブリのアニメみたいで、職人さん達がカッコいい!」と感心しきり。実際、楽器職人はカッコいい。森田ピアノ工房のお二人のカッコよさを思い出せば、誰にでも分かる。
 以前、誰だったか忘れたが、有名なマンガ家が「マンガ家が仕事してる姿は地味すぎてカッコ悪い」と言っていたが、そんなことはない。技術を持っている人が仕事をしている姿はみんなカッコいいものだ。