1月24日(日)

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 今日は朝から分刻みのスケジュール。定期便の更新、楽譜の作成、家中の掃除、買い物を午前中に済ませ、昼から父を連れて母の病室に。
 毎日、多くの人が見舞いに訪れてくださっている。本当にありがたいことだ。母親が多くの人とつながっていることを実感する。
 必要な用事を済ませてから、双眼鏡を出して病室から見える景色を眺める。病室が高い階に移動したので、眺めが素晴らしい。
 遠い印象を持っていた東京スカイツリーが意外にもよく見える。まだあまり高くみえないが、それでも270mくらいまででき上がっているはずだ。羽田から飛び立った旅客機のうち、北に進路をとる便が高度を上げていくところもよく見えた。東京23区最北の板橋区から見ているのだから東京は狭い。さらによく眺めると1枚の窓からだけでもストロボライトが点滅する大きな煙突を7カ所も発見できた。大半はゴミ処理施設だと思うが、火力発電所もあるかも知れない。逆に高圧送電線の鉄塔はない。高圧送電線は地下に埋設されているのだろう。
 帰宅後、ナナちゃんのレッスン。どういう曲がすぐれているのかを言葉で説明しても意味がない。それがわかるようになるレッスンをしなければならない。優れているかどうかは“好み”の問題ではないので、多少の意見の違いはあっても大筋では一致するものだ。作曲のレッスンでは、作品の完成度は、まさにそれで決まってしまうが、ピアノのレッスンでも真に意味のある曲を見分ける力は重要だ。