2月17日(水)

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 昨夜の就寝も奇しくも未明04時40分(最後の時計確認時刻)だった。今日もそうなるかも知れない。
 昼間、家事やレッスンの合間に疲れてボーッとしていると、いきなり小さかった頃の記憶が鮮やかに甦ったりする。子ども(小学校低学年から中学年くらい)の頃、留守番をしていて家の電話が鳴っても怖くて受話器を取ることができなかった。その理由は「悪い宇宙人からの電話かも知れない」からだった。家にあった中波・短波のダブルバンドラジオのチューニングダイヤルを回すのも怖かった。局間の帯域ではピュイーとかペロペロペロとか、ザーザーというノイズが聴こえる。それに混じって宇宙人のヒミツの通信をたまたま聞いてしまって宇宙人から追い回されたらどうしようかと本気で心配していたからだった。そういうことを考え始めると、子どもの頃から眠れなくなったりしたものだった。
 今だって大して変わってはいない。今は悪い宇宙人よりも地震などの自然災害のほうが怖いという方向にシフトしたけれども、怖さの質は同じだ。
 ベッドに入るというのは、なんとも気が重いことだ。