5月7日(金)

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 アクセスカウンタがラウンド(回文)となった。そのついでに、今日は数字をいくつか。今年4月1日日の出から30日日没(常用薄明終了時)までの太陽光発電の発電量はちょうど400kw/h。4月の電力料金は、4月5日から5月7日の2回の検針によると473kw/hで12240円(契約は10kVA、基本料金2730円)。余剰電力が254kw/hで東京電力から支払われる買い取り額が12192円。4月の電気料金は差し引き48円だった。一日あたり1円50銭。これもわが家がオール電化ではないからだ。太陽光発電設備を持ったら、可能な限りエネルギーの多様化を図るべきで、最悪の選択肢が「オール電化」だろう。現在は余剰電力だけを2倍の値段で買い取ってくれる制度になっているので、電気の自家消費を少なくすればするほど電気代が安くなる仕組みだ。電力会社は、それを見越して「オール電化」を謳っているのかもしれない。なんとなくそのほうが良いような気がしてくる人もいるのではないか。そうなれば余剰電力の買い取りが減るというのは深読みのしすぎだろうか? そもそもオール電化にしてしまうと、電気が停まっただけで全てが止まる生活となる。オール電化の逆を行くのが非電化だろう。灯油給湯機(ランニングコストが安い)、ガス燃料電池(初期コストが高いのでお薦めできない)、ガスエンジン・ヒートポンプによる冷暖房(現在では、ほとんどがビル用などの大型になっている)などと太陽光発電を組み合わせると、余剰電力が格段に増えることだろう。そうなれば、将来は原子力発電所を減らせるかも知れない(相当先の話)。