9月1日(水)二百十日

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 今日の午前中は北井先生のレッスン。彼女は3歳と1歳のお嬢さんの母親なのでレッスンに通うこと自体が難しいのに、いつも頑張っている。
 そんな彼女の教室だから、生徒たちもどんどん育ってきていて、ソナタアルバムに進む子どもたちも増えてきたということだった。そこで問題になるのが、このレベルの子どもたちのカリキュラムだ。
 ソナタアルバムあたりの子どもたちのレッスンは色々な意味で難しい。練習曲はツェルニー30番後半あたりから40番くらい。指も動くのだけれど、指が動くくらいのことではソナタアルバムは攻略できない。ソナチネアルバムに比べて、選曲にもバラつきがある。新しいソナタアルバムを組み直したいくらいだ。
 短い文章でノウハウを書く事はできないが、さまざまな作曲家による古今東西の作品を自分の引き出しにストックしておいて、ひとりひとりに合わせて選曲していくしかない。逆に言うと、ある程度弾けるようになっているので、選曲の選択肢も非常に多くなってくる。後は指導者がどれだけ多くの作曲家、楽曲を深く体験しているかということにかかってくる。
 今夜は仕事が残っているのでここまで。