10月26日(火)森田ピアノ工房訪問

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 「遅刻しませんように」との願いも空しく、見事に寝坊。新幹線の予約チケットがただの磁気カードコレクションに。
 しかし、これも“ちょこっと神さま”の「もう少し眠ってから起きなさい」という忠告ではないかと考え、気を取り直して出発。東京発8時20分のぞみ209号で一路京都へ。京都駅で琵琶湖線に乗り換えて山科駅へ。さらに京都市営地下鉄東西線に乗って椥辻(なぎつじ)駅へ。椥辻駅から2km弱くらい歩くと森田ピアノ工房。
 インフラとして新幹線や鉄道・地下鉄網が整備されているというだけで日本は凄いと実感。朝、思い立ったら午前中のうちに500km離れた街を歩いているのだ。数学者のM先生が言うとおり、日本に生まれただけで大変なアドバンテージを持っていることになる。
 さらに森田ピアノ工房に入って、ヨーロッパのヴィンテージピアノが理想的な形で修復(おそらく新品の時よりも良くなっている)されているのを見ると、日本に生まれただけで音楽的なアドバンテージも間違いなく大きい。
 1920年代製造の素晴らしいグロトリアンのアップライトピアノがあり脳ミソに汗をかくほど欲しくなった。
 仕事を中断して一日お付き合いくださった森田さん父子には深く感謝するばかりです。
 
 もう倒れそうなくらい疲れているので、今日は、これから一風呂あびて寝ます。