12月27日(月)

110925

 いよいよ今年も残り数日となった。
 予約レッスンは今日を含めて3人。今日は久しぶりに北井先生が来宅。今日はレッスンや発表会で使えるスカルラッティのレパートリーと、ツェルニー40番の指導法。「ツェルニー40番」はステージで弾いてもおかしくないほど美しい曲なのに、そのような使われ方がなされていないのは、この曲集も正しく理解されていないからだろう。

 セブン&アイ・ホールディングスがトランス型脂肪酸を全廃するというニュースがあった。北欧では1980年代から禁止されているのに、ようやく日本でも危険性が認識されるようになったということだろう。
 植物油に含まれる不飽和脂肪酸を水素化(飽和脂肪酸化)して作られるマーガリンやショートニングに含まれる「トランス型脂肪酸」は自然界に存在しない人工的な物質である。しかし細胞膜などには取り込まれる可能性があり、それは決して良いことではない。
 現在、マクドナルドではフライドポテトをショートニングで揚げているが、マクドナルドもトランス型脂肪酸を含む食品の扱いを減らしていくということだ。
 マーガリン撲滅協会蕨支部末席会員としては非常に嬉しいニュースだ。

 夜になって、HDレコーダーに録画されていた「初めてのクラシック」という番組を観た。作曲家の三枝成彰(さえぐさ・しげあき)さんと指揮者の小林研一郎さんの企画によるコンサートの様子。モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調第1楽章、交響曲第40番ト短調第1楽章、レクイエム抜粋。オケは東京交響楽団、ピアノソロはコバケンさんの長女でピアニストの小林亜矢乃さん。
 3曲とも名演で一人感動して聴き入ってしまった。