1月13日(木)

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 今日は父の定期通院。少々血圧が高かったが、逆に動脈血酸素飽和度は正常値。お腹の調子も良くなった。

 レッスンに通う中高生たちが、あまりにものを知らないので、音楽よりもそちらが気になってしまう。周囲の圧力は学力向上に向かうと思うが、実際に知らなければならないのは自然の利用法(共生)だろう。自然界には私たちが生きていくための全てが配置されている。実際に近代以前の世界では、人類はそれだけで生きてきた。つまり、身の回りのものは、ほぼ何でも作り出せたということだ。
 カミさんが常日頃言うには、舗装道路を歩くよりも、バランスを取ることが難しい未舗装路や砂利道を歩くほうが頭が良くなるということだ。それは正しい。ならば、それを拡大して考えると、梅干しを買うよりも自分で作ったほうが頭が良くなり、野菜も自分で栽培したほうが賢くなることは間違いない。
 人間の決めたことなど知らなくてよいことばかりだ。しかし、自然界の法則を知っていなければ、いざという時に何もできないことになる。
 レオナルドが言うように、絵を描くということは対象物を良く見て知ることだから、やはり頭が良くなる。音楽を聴き込むのも同様だ。
 試験勉強をするとどのくらい頭が良くなるのだろうか? 誰かが科学的に調べてくれたら面白いのだが(試験勉強を否定するつもりはないので念のため)。