1月14日（金）

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　今日は朝からインスピレーションがフツフツと湧き出していて、古い楽譜の校訂と再浄書が快調に進んだ。1990年代に浄書した楽譜は全て再浄書したいところだが、そんなことをしたら作業が全て終わる前に寿命が尽きそうだ。

　俳優の細川俊之さんが亡くなられた。70歳。カッコいい人だった。ニュース記事には「葬儀・告別式は行わない」とあった。白州次郎がそうであったように、葬儀を行わないことがカッコいい時代なのかも知れない。
　とあるニュースに出ていた統計によると、いまや結婚式を挙げるカップルも半数以下となり、さまざまな個人的セレモニーが無くなっていくかのような印象が強まってきている。そう言えば、出版記念会も減ってきているのではないか。
　正月だって特別な日ではなくなった。古代人はセレモニー好きのような気がするので、日本人はセレモニーに関しては古代以前の暮らしに戻りつつあると言えなくもないだろう。これも人と人のつながりが希薄になってきたことの現れだろうか。

　明日はセンター試験。大学入試を全て実技（日常の生活技術が一次試験というのはどうだろうか）にしたら日本の未来は大きく変わることだろう。