2月22日（火）

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　今日は朝一番で父の定期通院に付き添った。血液検査のために朝食抜き。
　動脈血酸素飽和度は基準値をクリア。血圧もまあ何とか大丈夫。胸部レントゲンでも、いつものとおり肺気腫と大動脈の石灰化が多少進んでいると言う程度。毎回すごいと思うのは、体内に沖縄戦で受けた銃創を物語る金属片がいまだに残っていること。戦争体験者には珍しくないことなのだろうか。それにしても生きて帰れたのは幸運だったとしか言いようがない。血液検査の結果は次回となる。

　いま世界は大きく動こうとしていて、ネットが刻一刻と変化する様子を伝えてくれる。本当に凄い時代になったものだ。30分楽譜を書くと30分ニュースを検索してしまう。
　チュニジアから始まった反政府運動はエジプト国民を動かし、リビアやバーレーンにも飛び火した。中国はそれら動きにピリピリしている。完全な情報統制は不可能だ。世界の独裁者たちは戦々恐々としているに違いない。
　エジプトのムバラク元大統領が軍に反政府勢力の鎮圧を命じたが、「軍の敵は国外にいて、国民には発砲できない」と従わなかった。素晴らしい軍人たちだ。リビアのカダフィ（大佐；大佐というのは誤訳らしい）は、それを見越してのことなのか、鎮圧には傭兵を使った。だからリビアでは多数の犠牲者が出た。リビア人の空軍パイロットはマルタの空港に着陸して亡命を求めた。もし、私自身が大きな混乱に巻き込まれたとしたら、その場で正しい判断ができるだろうか。
　1年後には誰も想像しなかったような世界になっているかも知れない。

　ニュージーランドの地震も気になるニュースだった。日本人11人の安否が現在も分かっていない。ニュース映像を見ると、建物の耐震基準が日本よりも低いように思えた。

　今日は、ここまで。