4月28日(木)

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 どうでもいいことだが、アクセスカウンタの数字が昨日の144915とアナグラムになった。吉兆なら嬉しい。
 東日本大震災の影響だと思うが、(人生観が多少変わったらしく)急に思い立ってレッスン室の模様替えをして、モノを減らした。そもそも持ち物の9割は要らないもののような気がしたからだ。持ち物を減らせば、それだけ心に余裕ができるというものだ。
 モノで必要なのは、手入れの良いピアノと楽譜制作環境だけかも知れない。

 今日一番驚いたことは中国の人口が13億4000万人になったことでも、北朝鮮軽水炉を建設していることでもない。浜岡原発3号炉を7月に運転再開させるというニュースだ。
 浜岡原発全炉即時停止を求めているのに運転再開とは、電力会社は福島事故から全く何も学んでいない。
 「起こる可能性があることは、いつか必ず起こる」という言葉は真実だと思う。問題は「いつか」がいつだか分からないことだけだ。陽子(ようし)崩壊のように、宇宙の寿命よりも長いと予想されるものは「いつか」がないかも知れないが、東海地震は必ずやってくる。震源域の真上にある浜岡原発地震動に耐えられないということはあり得ることだ。仮に耐えたとしても、その後にやってくる津波の前兆である潮位低下で取水口が海面上に現れ、冷却不能になる可能性が指摘されている。
 福島第1、東海第2、東通(民報ラジオで女性アナが「とうつう原発」と読んでいた。原発の一覧くらいは目を通しておいて欲しいものだ)、女川、柏崎刈羽。これらは地震で電源が失われた、あるいは電源が危機に陥ったことがある原発だ。これだけ証拠があるのに、あと何を根拠とすれば「原発は危険」と判断するのだろうか。
 さらに、どうにも手のつけられない高速増殖炉の「もんじゅ」事故もある。こちらは福島原発よりも問題かも知れない。

 明日はムジカ・ドゥーエの怒濤の作戦会議。