5月3日(火)憲法記念日

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 朝食後、モリアキ翁から「三学院の牡丹の写真を撮りたいから連れて行ってくれないか」と頼まれ、レッスン前に戻ることを条件に出かけた。
 三学院では、すでにカメラを持った人たちが牡丹の花にレンズを向けていた。滞在時間、わずかに15分。

 今日のレッスンは久しぶりの横浜のAさん。ちょっと私と似た者同士の可能性も。
 3/11の地震の時には地下駅で運良く停車中の電車内にいらっしゃったとのこと。貴重な体験談を聞かせていただいた。
 重要なポイントは、揺れが収まるまでは車内に留まったほうがよいということ。
 その後、地上に出てすぐにタクシーを拾って帰宅したので帰宅難民にならずに済んだそうで、こちらはケース・バイ・ケースかも知れない。

 夜にはファゴット奏者の松崎義一郎さんから、11月19日(土)に「野村茎一の世界」という演奏会の会場確保のメールをいただいた。こういう演奏会を企画していただけるとは作曲家冥利に尽きるというほかない。いくら感謝してもしきれない。少しでも良い曲を書いて演奏者の皆さんにお応えしたい。
 プログラム(予定)は以下のとおり(演奏順は未定)

4手のためのピアノソナタ(2004)
フルートとピアノのためのソナタ(2007)
フルートとピアノのための“2つのムード”(2010)
ファゴットとピアノのためのソナタ(2011)ほか。

「フルートとピアノのための“2つのムード”」は2000年に書いた「アルトサクソフォーン・ソナタ」の第2・第3楽章をフルート用に書き直したもの。再演が待たれていた作品なので、待ち遠しい。
ファゴットとピアノのためのソナタ」は、通称「夜の組曲(2001)」を基にした5楽章からなる作品。このほかにフルートとファゴットのためのデュオを書き下ろす予定。

 演奏会のあらましは以下のとおり。

2011年11月19日(土)14時開演
蕨市文化ホールくるる(JR京浜東北線蕨駅西口下車すぐ)
全席自由3000円


三学院の牡丹