5月10日(火)

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 午前中は父の定期通院に付き添ったが、早めに家を出たので正午過ぎには帰宅できた。血圧の高いモリアキ翁は、降圧剤が朝1回から朝・夕2回の服用となった。
  ファゴットソナタの第4楽章となる「水の上にて歌える」が、一応形になった。今日は、たぶん10時間以上書いていた。何時間書いても書き足りない。眠らずに済むならずっと書いていたいくらい。中毒性の高い曲だ。
 こういう曲は、演奏者もずっと演奏していたいと思ってくれるに違いない。しかし、この小さな2つの楽章だけで8分弱という長さになってしまった。残りの3つの楽章は短めに書かなくては。


 福島原発周辺の「文部科学省アメリカDOEによる航空機モニタリング」という資料が公開されているのだが、その中の「別紙2」にあるセシウム134と137の蓄積量が非常に多くて信じられない思いだ。
 浪江町飯舘村などには放射線量が非常に高いことを示す赤いゾーンがあるのだが、1平米あたり300万ベクレルから3000万ベクレルという汚染度だ。これは「ただちに健康に影響がある」レベルではないだろうか。原発から30km圏外にも広がっている。
 画期的な放射能汚染除去技術が開発されない限り、福島原発周辺に人が安全に住めるようになるのは何世紀も後のことかも知れない。

文部科学省とアメリカDOEによる航空機モニタリング