5月12日(木)

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 昨夜は多少早く眠ったけれど、朝5時に目覚めてしまったので、むしろ寝不足がひどくなったかも知れない。今日も早寝を心がけよう。

 既に日付が変わって13日(金)となり、浜岡原発が停止作業に入る日だ。快挙ではあるが、福島原発は綱渡りが続いている。1号炉は、圧力容器も格納容器も破壊されていることが明らかとなった。要するに核燃料がむき出しになった状態。
 この2ヵ月の間に日本中、ひょっとしたら世界中の人々が原発の構造について知識を深めたことだろう。それというのも、湯沸かし器としての原理が思いのほか単純だからだ。原子炉の問題の大半は核燃料の性質にあると言ってよい。何が何でも隔離しなければならない性質だ。原子炉は安全に停止したと主張する専門家は、自ら原子炉の修理作業を志願したらどうだろうか。そうすれば安全に停止したのかどうか身をもって判断できるに違いない。

 震災直後、被災地から離れていても、心のどこかで死を覚悟した人もあったことだろう。
 すでに、その緊張感を失ってしまった人もいるかも知れないが、私は逆に緊張感が増している。今日は、スペインで死者をだすような地震の報道があったが、東海・東南海・南海地震も夢物語ではない。地震の研究はまだまだ途上にあり、予測できない大地震がほかにないとは言い切れない。そもそも、予測不可能だからこそ災害(地震に限らず)となるのではないか。
 命あるうちに、自らの仕事を進めなければと強く思う。書き上げなければと計画している曲が多くあり、焦るばかりだ。

 
 京都新聞が報じている新しい風力発電関連の特許。なんとオルガン修理の技術者のアイディアとのこと。

風圧式オルガン修理の技で風力発電の特許