7月15日(金)

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 今日、浄書を終えたファゴットソナタ第5楽章をようやく演奏者の許へ送付。

 午後には貴重な体験をした。それは今まさに話題の熱中症
 主寝室の東側窓に遮光ネットを取り付けるために、前もって、充分と思える水分をとってから作業を始めた。屋外作業に要したの時間は1時間ほど。外は、ほどよく風が吹いていて外気温時計さ指し示す34度の暑さも気にならないほどだった。無事作業を終えて室内に戻ってしばらくしてから異変が起こった。
 どっと汗が出てきて、肌着がびしょぬれになるような感覚だった。動くたびに冷や汗のようにどっと汗が出た。すぐに着替えたのだけれど、今度はフラフラしてきて、おまけに冷房の部屋にいることが気持ち悪い感じになった。
 ああ、これが熱中症というものかも知れない、と思ってOS-1(大塚制約の経口補水液)を飲んで横になって静かにしていたら夕方までに回復した。
 「ためしてガッテン」で、激しいスポーツをする人以外は塩分補給は必要がないと言っていたので水分だけを摂っていたのだが、日頃から薄味で過ごしているので体内の塩分が少なかったのかも知れない。本当に熱中症だったのかどうか分からないが、汗のかきかたから見て普通ではなかった。塩分が足りているのかどうかという判断は非常に難しいと感じた。
 熱中症に対する知識をもっているつもりだったが、熱中症クオリアだった。体験した者だけが共有できる感覚があるということだ。


 原子力安全委員会の班目春樹委員長、原子力安全保安員の寺坂信昭院長らと、東京電力幹部と山下俊一長崎大学大学院教授らを広瀬隆・明石昇二の両氏が刑事告発したという記事が田中龍作ジャーナルに。
 広瀬隆さんは現代の武士だと思う。「東京に原発を」が出版されたのは1981年3月。もう30年も前のことだ。以来、スタンスを変えることなく一貫して原発廃止に向けて活動してこられた。どんなに頭が良い人でも「志と覚悟」には敵わない。人の器の大きさも志と覚悟で決まる。


田中龍作ジャーナル_【福島原発事故】 東電最高幹部、山下教授ら張本人32名を刑事告発 〜上〜