9月23日(金)秋分の日

200007

今日の大ニュースは、何と言っても「ニュートリノは光速を超える速度で移動することが観測的事実として確認された」と報道されたことだ。
 相対論は「光速度一定」の原則の上に成り立っている。世界中で一斉に検証実験が行われることだろう。

 2βの完成済みの曲を決定稿にする作業は昨深夜に終えたので、今朝は未完成曲を書き進めた。
 10時頃、ウラノメトリアの装丁を担当してくれているうしおさんからSOSの電話。それは、打ち合わせのために我が家に向かう途中で「捨てられた子猫2匹と目が合ってしまった、もう動けない」というものだった。それは一大事だ。とにかく振り返らずに走るしかない。
 うしおさん到着後、大急ぎで2β改訂新板と11月19日のウラノメトリアのディスプレイの打ち合わせ。ところが11時56分の埼京線で、私は東松山に向かわなければならないので、うしおさんをカミさんに預けて中座。
 今日は治代先生のピアノを中山宏一さんが調律・整調・整音する日なので、私も立ち会うことになっている。
 カミさんからiPodを借りて、ReichのTehillimを聴いていたのであっという間に到着した。歩くテンポもTehillimと同じになる。

 1年前に弾かせていただいた治代先生のC5のコンディションはお世辞にも良いとは言えなかったが、1年間、ずっとルームドライヤー(ダイキンのデシカント式の連続除湿機)を動かして湿度管理された部屋に置かれていたせいか、見違えるようなよい音になっていた。やはり湿度管理は重要だ。
 中山さんが手早く1回目の調律を行うと、見事にピアノが息を吹き返した。少し弾かせていただいて安心した私は治代先生宅を辞して、急いで帰宅。またまたTehillimの魔法で、あっという間に帰宅。東武東上線が新幹線のような速さだ(まさか)。
 
 帰宅して、打ち合わせの続き。ウラノメトリアの装丁がどのような “世界観” から創り上げられたのかが分かるようなアイディアスケッチをA4数枚にまとめて展示する方向でまとまった。楽譜の表紙は非常に重要だと思う。楽譜を作るにあたっておろそかにしてよいことなどないが、表紙は曲名と同じくらい重要だ。
  今日の夕食を担当したのは “たろ” 。彼女も腕をあげてきた。よいことだ。ひょっとしたら我が家で一番上手になってしまったかも知れない。というわけで、後片付けもたろなので、食後にカミさんとウォーキングに出かけた。今日は歩数計のカウントが大きな数になった。
 今日はたくさん歩いて血の巡りが良くなったのか、アイディアが次々に浮かんで「広場の踊り(仮題)」を書き進めることができた。
 明日もスケジュールで埋まっているので、そろそろひと風呂浴びて寝る。
 

>9月19日に渋谷で行われた脱原発デモを報じるブログ。雰囲気を伝える写真がうまい。参加したくなった。

脱原発デモ ☓ ステディカム