10月9日(日)

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 ウラノメトリア2βのタイムリミットまであと2日。今日中に楽譜の版下を終えて、明日は文章の推敲に入ろうと思っていたが無理のようだ。
 なぜなら「狩りのオリオン」という曲の完成度が他の曲よりも低い気がしてきて、改訂中の「アンティノウス座」という曲を書き上げて差し替えるなどという大仕事をしていたから。これだけで半日を消費してしまった。「アンティノウス座」は連弾曲をソロに書きなおしたので、音を減らす作業に悩まされた。
 アンティノウス座は廃止された星座のひとつで、それは星空の廃墟に喩えることができる。地上でも星空でも、廃墟は静かで美しかったりする。
 現在の88星座が国際天文連合で決定されるまでは「各国ごとの星座」のような決まりごとがあった。よく知られているのは、流星群に残っている古い星座名の「しぶんぎ座」がある。また「アルゴー座」もよく知られていることだろう。
 なくなってしまって残念なのは「ねこ座」だ。それでも、現在ネコ科は「山猫座」「獅子座」「小獅子座」の3つが残っている。
 廃止されてよかったのは「みみず座」だろうか。それとも「北蝿座」だろうか。
 変わったところでは「電気機械座」や「印刷室座」があるが、現在でも「彫刻室座」「彫刻具座」があるから同じようなものか。
 「つぐみ座」や「ゆり座」、「となかい座」などは違和感がない。

 明日一日、とにかく粘って仕事を進めなければ。


>ドイツZDFテレビの福島原発取材番組。日本の報道とかなり異なる報道姿勢。

ドイツZDFテレビ「福島原発労働者の実態」