10月19日(水)

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 「野村茎一の世界 “夜の幸いならんために”」までちょうど1ヶ月となった。「M3 2011秋」まで、あと10日。今日できることを今日やっていかないと、あっという間に人生はタイムアップしてしまう。
 平野復興大臣の「馬鹿発言」の言葉尻を捉えてマスメディアが大騒ぎしているのを見て、たろが言った。
「ジャーナリストって世界を変える力だって持ってるのに、なんで言葉狩りなんかしてるんだろうね。頭いい人はずの人たちなのにホントもったいないよ」
 言い得て妙だが、おそらく世界を変える志もなければ頭も良くない人たちがジャーナリストになってしまったのだろう。
 世論調査の結果を、さも民意であるかのように報道するメディアも変だ。国民一人ひとりが、あらゆる事象を個別に調査しているわけではないから、世論調査は「報道内容」がどうであったかの反映に過ぎない場合もあることだろう。だから、世論調査はイコール民意とは言えない。
 ニュースはタダではない。無料のニュースは、何らかの恣意的なベクトルが入り込んでいると考えたほうがよい。そもそも中立な報道はあり得ないし、意味もない。報道各社は、自らの立場を明らかにして堂々と意見を述べればよい。
 少し考えれば分かることだが、たとえば原発報道で中立はあり得ないだろう。原発関連の数えきれないほどのニュースから何を選ぶかも、人の判断が加わるからだ。載せたくないニュースは自然に避けることだろう。
 


>ドイツのニュースショーの動画は、立場の明確さにおいてとても正しいのかも知れない。

Heute Show「犯罪会社東電」