2月26日（日）

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　明日は娘の “たろ” 実技一次試験。4回目の受験だ。
　夜は美大仲間のげっちゃんも来て壮行会気分。夕食の準備も気合が入った。
　
　定期便に書いたように、今日の昼は近藤瑞枝先生の病院へ行った。回復期に入ってリハビリが始まっているようだった。面会用のスペースには電子キーボードがあるので「リハビリ曲集」を作曲してプレゼントするのが弟子の務めかも知れない。

　ところで今朝、東京マラソンの中継を映しているテレビの音量を無音ではない最小値の「1」に設定して、目を閉じて集中してみた。掛け時計のムーブメントと同じ程度か、それよりも少し小さな音量でアナウンサーの声が聞こえてくる。何を言っているのかほとんど分からないのだが、瞑想の要領で集中すると言葉が聞こえてきた。ああ、これはピアノの低音弦を調律する時にいろいろと聴こえてくる倍音を選択的に聴きとる時と似ていると思った。
　孤高のランナーと呼ばれている藤原新選手が第2位（日本人第1位）となったのを、最小音量で聞きとった。世界はうるさすぎる。