2月28日(火)

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 作曲のアイディアよりも3度の食事のメニューを考える時間のほうが多くなってきた今日このごろ、という感じになってきた。
 瞑想の最中も強迫的にメニュー決めの思考が迷い込んでくる。献立に苦慮していることを知ったモリアキ翁は「一週間のメニューを決めてしまったらどうだ?」と提案してくれた。それも良い方法だ。一週間では飽きるというのなら、2週間でローテーションという手もある。問題は、その日ごとの新鮮で安い食材を使いにくくなるということだろう。
 ストレッチと瞑想は続きそうな気がしている。どちらも気持ちが良いからだ。ストレッチは筋肉と同時に血管を伸ばしている感じが良い。瞑想は、まだまだ初心者だが脳のメンテナンスと言われる理由を体感しつつある。
 
 エルピーダメモリという企業が会社更生法を申請したというニュースが話題になっている。グリコやパナソニックのほうがずっと有名だけれど、それは民生品を作っているからで、エルピーダメモリについて調べてみると大きな会社なので驚く。
 比較するのは失礼だが、先ほどの江崎グリコの資本金が78億円弱であるのに対し、エルピーダは1587億円(2009年3月31日現在)という巨大さだ。NEC、日立、三菱などが出資したばかりか、国も300億円を支援した経緯がある国策企業という側面も持つようだ。
 いろいろなニュースを読む限りでは、会社更生法が適用されたとしてもDRAM市場における製品価格の下落が激しく、企業再生は難しいという印象を受けた。
 別の話題として、大阪フィルなどの文化団体に対して、橋下市長が補助金全額カットを含む大幅見直しを指示したというニュースもあった。オーケストラは、その運営に多大な事業費を必要とし、入場料収入だけでは賄えない構造になっている。一人のピアニストが大ホールで演奏するのとはわけが違う。しかし、日本経済がここまで冷えいくにつれて、オーケストラの維持も取り巻く環境も厳しさを増すことだろう。どのオーケストラも、なんとか生き残りの道を模索して頑張って欲しい。
 それより何より、クラシック系作曲家の近未来が危なそうだ。今のうちに「シニア求人」のサイトを毎日閲覧しておいたほうが良いかも知れない(大真面目)。