9月18日

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 朝一番で、自動車保険AIG系から国内保険会社へ切り替える手続きをする。
 その後、カナコちゃん来宅。受験に関する相談を受ける。

 日本史の勉強に関する内容もあった。歴史を勉強したところで歴史が理解できるわけではない。歴史とは「人々考え方の変化が出来事、あるいは目に見える形で現れたものから推察される流れ」のことである。
 1000年以上前に建てられた法隆寺五重の塔でさえ、木材は直線と平面に加工されている。なぜなのか。
 たとえば、次のように考えたらどうか。
 曽我氏と物部氏の対立は仏教導入か否かであった。明治維新と似ていて曽我氏は仏教文化の「凄さ」に熱狂していたのではないか。曽我氏が勝利して、仏教伝来とともに仏像彫刻や写経という技術が伝わった。仏のために行なうのだから、人々は相当真剣に、というか全身全霊を傾けて臨んだことだろう。このようなきっかけで職人たちの技術がどんどん高度になり、その裾野が広がって行く。そして日本では木材をきちんと製材して使うことが当たり前になる。というようなものである。日本史の理解というのは、そのような人々の真剣さや熱意を肌で感じることから始まるのではないか。
 力が権力になるということが明らかになると、武家社会へ移行する。桶狭間の戦いのような劇的な結末を見た者は、力だけではだめで、武将が優れた戦略家でなければならないと実感したことだろう。さらに、戦国時代末期の関ヶ原の戦いでは、すでに武将達の中には厭戦派が少なくなく、戦略どころか家康のように開戦前の「ロビー活動」が勝敗を決するような状況になる・・・・・。
 まだまだ続くが、別に日本史について語りたいわけではないのでここまで。明日はカナコちゃんと国立博物館でデート。

 午後は、たまりんさんと2人でウラノメトリア編集会議。今日は3曲のタイトルが決まる。たまりんさん、アイディア全開。次回は10月半ば、おちゃめさんが復帰予定。