10月13日(月)体育の日

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 朝から放送大学の講義にハマる。8時15分からの「大学院:表象文化研究(’06)第2回」も、私自身がディドロの世界観である「宇宙の連鎖」に共鳴する立場なので興味深かったが、9時からの「大学院:発達心理学特論(’07)第2回」は、知らない分野であったので食い入るように聞き入った。児童虐待、とくにネグレクトに関する内容で、昨夜の読字障害なみの強い問題意識を感じた。
 頭の中がすっかり渦状銀河状態(あるいはウニ)になってしまったので、カミさんに歩こうと提案。町内を歩けばいいと思っていたが、カミさんの提案で大宮駅から大宮公園駅まで歩くことになった。道すがら、多くの建築物を観察。カミさんがいろいろと評論を加える。去年まで立体製図を仕事にしていたくらいだから、おそらく建物の外観から平面図を推し量って語っているのだろう。もう一軒建てさせてやりたいところだが、今の家だってローンがあと20年近く残っている。大回りして、主に住宅街を歩いて大宮公園駅に到着。東武野田線で大宮駅に戻って昼食、帰宅。10キロほど歩いたろうか。
 午後は、ネットで調べものと読書。カミさんに渡されたマンガも読まなければならないが、その余裕はなかった。
 夜にレッスンが2コマ。ユリちゃん(中2)のレッスンが終わってから、ちょうどやってきた友子さん(成人)と3人で、オールマイティを求める現在の学校教育のカリキュラムについて討論。ユリちゃん、賢い。
 レッスン終了後、NHKスペシャル「月と地球 46億年の物語〜探査機かぐや 最新報告〜」を観た。ナレーションの「〜だったんです」という言い回しには最後まで馴染めなかったが、これまた強烈な番組だった。再放送を録画しなければならない。研究者たちも凄いが番組の編集者が最も凄いかも知れない。オパーリンのコアセルベート説など吹っ飛んでしまうような研究と検証が進んでいることを知って武者震い(?)するような印象だった。10時50分から教育テレビで筑波大学の逢坂卓郎教授による視点・論点「宇宙芸術」があったのだが、今日は朝からインプット超過で、もう視聴は無理。
 日付が変わって14日。これからアイディアを書きつけなければならない。ハードな一日だった。