1月2日(金)

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 今日は我が家に親戚一同が集まった。
 最初の話は現在の仕事の状況。会社の稼働率が最盛期の30パーセント程度ではないかと話した大企業研究職の義弟、既に長期にわたって経営状況が厳しいと話す自営業の従姉妹の夫、全く影響を感じないという製造業(医療関連)勤務の従兄弟などさまざまだった。少し前に某銀行支店長を最後に定年退職した義兄は状況の変化が急すぎることについて語った。
 今日もっとも興味深かったのは、今年大学を卒業する甥が話してくれた社会学者のハーバーマスルーマン論争から始まる社会学的な考察だった。社会システム理論について詳しいレクチャーを受けたのは初めてだったので、非常に興味をそそられた。中でも、ジョージ・オーウェルが「1984」で描いた監視社会への危惧・警告と、21世紀の現代で生じる「住民側からの監視カメラ設置の要望」との落差は何を意味するのかという問題は自分でも考えてみたくなった。卒論がそのような内容だというので、書き上げたら読ませてもらう約束をした。
 明日はムジカ・ドゥーエ作戦会議と、ウラノメトリア・アートディレクターの“うしお”さんとのダブルスケジュール。しかし、メインはトランプの「大貧民・南高ローカルルール大会」になることだろう。