1月10日(土)

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 午前中、ひかりちゃんのレッスンを1時間遅くしてもらって、風邪で発熱した母親を母親がかかりつけの医者に送る。
 午後一番のレッスンでは、ちびまゆママからムジカノーヴァの2008年10月号をお借りする。作曲工房で対称的なアゴーギクを持つフレーズの長さを「フレーズ周期」と呼んでいるけれど、ちびまゆママが、それは「ペリオーデ」という名前かも知れないというお話を聞いて、確かめたかった。ムジカノーヴァにはツェルニーが非常に綿密なアゴーギクに言及したことに対する記述もあって興味深い。ピリオーデは、アゴーギクに限定するものではないが、ほぼ「フレーズ周期」と同義と考えてよさそうだ。ウラノメトリア第2巻から「ペリオーデ」として説明しようかと思う。言葉があるということは新しく触れる概念にとって重要なことだ。
 夕方、川口市内の事務・文具専門店に注文しておいた品物を受け取りに行った。カミさんと一緒だったので、帰りにその近くのスーパーマーケットに立ち寄った。川口市ではレジ袋の削減に取り組んでおり、レジ袋は無料ではない。以前から生協などでは有料だったが、これはよい試みだと思う。レジ袋が無料である必要はない。環境意識がここまで高まってくれば文句を言う人は少ないだろう。実際にはレジ袋による環境効果はそれほど大きくないのだが、意識が変化することによる波及効果こそが重要だろう。このまま輸入ミネラルウォーターなどという馬鹿げた飲み物を買う人が減ればよいと思う。どうしても同じ成分のものを飲みたければ、ミネラルだけを粉末化するなどして輸入すればよいだろう。
 今日は月の距離が最近であるのに加え、満月直前であり、さらに大気の透明度が高いので実に大きく明るかった。