8月15日（土）

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　昨夜は、なかなか寝つけず、2時頃からHDレコーダーに録画されていた映画を3本観てしまった。もちろん朝までかかった。
　こんな馬鹿なことをしていたら長生きできことくらい分かっているが、寝つけない時は仕方がない。中でも「マチルダ」（1996：アメリカ）という映画は荒唐無稽でありながらファンタスティックで、なんとも愉快。プロット（あらすじ）はネット検索すれば見つかる。超能力を持つ天才少女マチルダの話。思わず図書館の蔵書を全部読んでしまいたくなった。
　本を読むことも、映画を観ることも、絵を見ることも、音楽を聴くことも、全てはそこから何を読み取るかに尽きるだろう。感動する人、全て覚えてしまう人、そっくり真似られるようになる人、作者や作品のレベルが分かる人、独自の作品に到達する人などいろいろなタイプが考えられるが、それは何を読み取ったかによって異なるはずだ。
　朝になれば見事に眠くなったのだが、寝るわけにはいかない。もちろん夜のために眠気はとっておく。午前中は、昨日授かった3曲を推敲、浄書。
　午後は、H先生とピアノ教室の最終プラン確認。教室の開設はまだ数年後になるけれど、間もなく建物は建築開始。レッスン室はC7が2台置けるほどの広さ。この広さがあれば、森田ピアノ工房が修復したエラールのエクストラGつきのフルコンだって置ける。熱交換器つきの第1種換気設備とルームドライヤー（排水の必要がなく連続除湿できる設備）を装備した本格的なピアノスタジオになるだろう。
　夜は、再び楽譜の浄書。もうぐったりだけれど、なぜかインスピレーションがやってくる。こういう時に作業しておかないと後で後悔する。