9月3日(木)名曲の予感

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 もちろん今日も未明の就寝である。昨夜はジワジワとインスピレーションがやってきた。ずっとシュッテルンク関連の曲を書いていたので、それが実を結んだ印象。第3巻アルファに第102番として収録することになりそう。一音書くたびにワクワクしてマウスが止まる。じっとしていられなくて腕立て伏せをして、エア縄跳びをして、エアベンチプレスをしてから次の一音をクリックする。1小節書き上げると、たまったメールに返信して、キッチンに行って冷たいウーロン茶を飲んでクールダウンしてから、またマウスを握る。そんなことをしていればあっという間に朝がやってくる。
 というわけで、運良く今日の午後はウラノメトリア編集会議である。午前中に昨夜の曲を浄書しなければならない。というか、浄書する気満々。
 なんとか浄書を終えると、父親から近所の公民館までクルマで送って欲しいと頼まれた。ウラノメトリア編集会議の前に昼食をとろうと思っていた時間が送迎に費やされることになった。まあ、こんなものだ。ところが、公民館に到着すると館長さんの自転車の後についていくようにという指示が出た。ほどなく水田が。人口密度日本一の蕨市から水田が消えて久しい。それが子どもたちのための学習田として一部復活したわけだ。公民館長は教養の高そうな紳士で説明に無駄がない。よく見ると、稲にイナゴがいる。
「いろいろな昆虫が戻ってきているんですよ」
 環境さえ整えば住宅街でも昆虫がやってくるのだ。昆虫がいなければ人類だって死に絶える。というところで時間切れ。帰りがけにコンビニでおむすびを買う。帰宅して大急ぎで食べると、おちゃめさん到着。指先に海苔をつけたまま、完成したばかりの楽譜を示して自慢。おちゃめさんも、弾いた途端ハマってくれた(と思う)。遅れてたまりんさんも合流。今日は第3巻の序文第一稿、シュッテルンクのテクニック解説、シュッテルンクの練習曲などが用意されていたのだが、興味は新曲に集中。このレベルで全ての曲を書き直せばウラノメトリアは大ヒット間違いないだろう。
 そういえば、今日は夕食の支度で初めて生モズクの下拵えをした。沖縄の久米島産。ネットで生モズクの複数のレシピを探し出して、勘違いレシピを判断・排除してベテランぽい人のレシピに従って酢モズクを作った。カップ入りで売られているモズクと食感がかなり異なる。ウニャウニャした印象のモズクが実は多少なりとも歯ごたえがあることが分かった。これは美味しい。次回はモズク天ぷらに挑戦したいと思ったが、わが家は揚げ物が禁忌となっているので、どこかに食べに行くしかない。ネットで見たモズク天ぷらがやたら美味しそうだった。