9月20日(日)

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 最近、また眠気から遠ざかっていて、昨夜も結局明け方に就寝。
 午前中はエディンバラ帰りの “きくえ” ちゃん。イングランドよりもスコットランドが気に入った様子。
「せんせい、エディンバラなら、あたし案内できるから行こうよ」
 そらきた。
「でも、せんせい飛行機乗れないんでしょ?」
 お、先制攻撃だ。飛行機に乗れないばかりか、当然のことながら船だって駄目だ。しかし、彼女が撮ってきたたくさんの写真は興味深いものばかり。面白かったのは「ユニクロ」や「MUJI」が目抜き通りにあること。カナコちゃんも、タイにはファミリーマートがいくつもあったと話してくれた。彼女達が話してくれることは内容が論理的できちんと伝わってくる。そういえば、2人とも娘の “たろ” と同学年だ。この違いは何なんだ?
 午後は、神奈川から通ってくださっているAさん。
 今日は “心の耳” のトレーニング。先入観や雑念から解放されることは難しいけれども、音楽を見いだすためには、その境地に到達するしかない時もある。先入観なく音楽を聴くこともとても難しい。力ずくで音を動かしてはならない。
 今までに、私たちには意外な(ある意味当然な?)共通点がいくつも見つかっているのだが、今日もまたひとつ明らかになった。ひとつとして嬉しいものはないので誰にも話す気はない。秘密を共有したような気分。

 初めての秋の大型連休で空港や高速道路が混雑というニュースが続いている。この不況の中でも、実は余裕がある人が少なからずいるということだ。音楽関係者、とくに演奏家は厳しい経済状況に立たされているが、似たような状況の業種も少なくないはずだ。民主党の経済政策は来年4月から始まるものが多い。前倒しできるものは一刻も早く初めて欲しい。
  三枝君から新しい楽譜がじゃんじゃん届く。それも面白いものばかり。とてつもないエネルギーだ。負けてはいられないぞと思うものの、全く勝てる気もしない。まあボチボチやるしかない。
 
 すばらしい新聞記事を見つけたのでリンク。途上国向けの、自分で度数調節ができる眼鏡のニュース。ガーナでは眼鏡を処方できる専門家が人口800万あたり1人しかいないということだ。もし、この眼鏡が普及したら途上国の人々にとって福音となることは間違いない。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200909200015.html