10月2日（金）

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　2016年のオリンピック開催国からシカゴと東京が早々と脱落した。NHKが生放送で伝えているので聞いていたのだが、ほぼ下馬評どおり。オリンピックの東京招致に関しては賛成でも反対でもない。

　10月2日午前10時44分に十勝沖を震源とするM5.0の地震があった。十勝沖は周期的に強い地震が起こっているところで、1952年にはM8.2、1968年がM7.9、2003年はM8.0（モーメントマグニチュード8.3）という地震履歴がある。つい最近では2008年9月11日にM7.1の地震が発生している。
　9月30日にスマトラ沖地震の被害が徐々に明らかになってきた。死者1100人ということだが、さらに数千人が瓦礫の下敷きになっている可能性もあるという。地震が起こりやすい地域であっても、地震対策ができる国は限られている。費用対効果の高い地震対策が開発されなければ悲劇は終わらないだろう。それこそが日本のような地震対策先進国の急務である。現地には世界の災害救助隊が派遣され、日本からも救助隊が到着した。世界が軍隊の一部を災害救助チームとして再編成されれば素晴らしいことだろう。軍隊は他国に派遣しにくいので、それらの組織は完全に軍と切り離さなければならない。