11月9日(月)

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 昨夜は、いろいろなアイディアが浮かんで脳ミソがヒートアップしてしまって、眠くなるどころではなくなってしまった。だからといって、アイディアを楽譜にできるほど体調が良いわけでもなく、ゆっくりと休みたかったがとてもそんな気分でもなく、仕方なくテレビの前でクールダウンすることにした。ちょうど、週明け深夜の減力放送をしていたNHKで「昭和のSL映像館 九州・四国・西日本編」、続いて2時40分から「東日本・北海道編」を放映していたので、ぼんやりと眺めて過ごした。3時半ころ、ようやくウトウトしたが、4時半に一度目覚めてテレビを消す。こんな生活だと早死にするかも、と思っていたら(実は毎日思っている)今度は本当に眠りについた。
 目を覚ましたら8時。飛び起きる。今日は小学校が代休のサキちゃんのレッスンが9時過ぎからあるからだ。
 朝食を済ませて食器洗いをしていたら娘が帰ってきた。信号故障で埼京線が止まっているという。これはチャンスとばかりに娘に食器洗いを命じてレッスン室の掃除機がけをする。そこへ10時にレッスンのひろみ先生から電話。埼京線が止まっているけれど武蔵野線は動いているので、東武東上線経由で向かいますとのこと。
 サキちゃんには「タジ・マハールみたいに弾いてごらん」と禅問答のようなことを言って、好きなように弾いてもらった。ハノンはなかなかタジ・マハールにならないが、ラジリテはそれっぽくなってきた。サキちゃんも、わけの分からんレッスンにすっかり慣れてきたようだ。とむりんせんせいからは何も教えてもらえないかわりに “サキちゃん” が育ってきた。いいぞ。サキちゃんはレッスン後にお母さんとお出かけということだった。
 その後、ひろみ先生を武蔵浦和まで迎えに行ってレッスン。今日のテーマは「伝統とは何か。我々は何を継承すべきか」。「伝統音楽」などように「伝統○○」と銘打っていても伝統を継承しているとは限らない。その良い例が前回述べた成人式の着物だろう。
 午後と夜でレッスンが4コマ。レッスンを始めたばかりの小さな “すずちゃん” の緊張ぶりは写真に撮っておきたかったくらい。午後10時終了。
 いつものように、深夜になると元気になってくる。今日は早く寝るつもりだが、こればかりは寝てみないことには分からない。
 明日の午前は浦和パルコの音楽練習室に行く予定。