1月10日(日)

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 午前はナナちゃんからレッスンスタート。昼前には遠くへ引っ越した“ひなのちゃん”と“ミニちかちゃん”姉妹のレッスン。ちかちゃん(小1)が上手になっていてびっくり。昼休みの時間帯には、あやちゃん(中3)が来て一緒に英語の勉強。途中から三枝君が到着して、2人がかりであやちゃんを特訓。三枝君は大学時代に1年間オーストラリアにいたので、英語に強くとても助かった。学習塾は何かを勘違いしているかも知れない。あやちゃんの英語力に“抜け”があるのだ。三枝君はそれをchunkと表現した。来週木曜日に続き。
 あやちゃんの特訓後は三枝君と作戦会議。その途中で、わが家の次男坊の“海”が、今日病院で自然気胸と診断されたことが判明。明日再検査して入院の可能性が高いということだった。明後日は母の入院が控えている。重なる時には重なるものだ。明日は朝一番で“海”を隣市の総合病院に送り届けることになった。そのようなわけで、作戦会議はM3のPRコピーを完成させたところで終了。こんなに短い作戦会議は初めてかも。
 夕方からユリちゃんと数学の勉強。ユリちゃんはすでに入試に関しては「数学が得意」と言えるところまできた。実に面白い。2人で愉快に絶対合格を誓い合う。
 “たろ”は1階キッチンを、“風”は2階キッチンを担当してくれているので、夜はカミさんと一緒に入院のために必要な物を買うために近所の大型スーパーに行った。最初に図書館に立ちよって夜間返却口に2人で20冊ほどを返す。「ベートーヴェンの日記」を読了できなかった。後日落ち着いてからもう一度。
 クルマの中でカミさんと今後の作戦会議。方針は「必要なことは全部やり、不要不急のものは全て後回し」というもの。何が必要かということだが、それはたとえば母が不在の間、私が父の寝室で寝泊まりすることというようなことであって、決して仕事や作業量が増えるわけではない。“たろ”は一週間後に迫ったセンター試験や実技試験のためにを戦線離脱する時期があるものの、“風”は最強戦力として頼れるので、私やカミさんと同等のことをこなせるだろう。これからしばらくわが家の「家族力」が試されることになる。本当に大事なことは、家族の誰もが仕事や勉強に影響が出ないように物事を進めることだ。
 そのくらいの知恵と力がなければ、病人も気が気ではないだろう。