3月16日（火）

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　昨夜、といっても明け方だけれど一時期激しい雨が降った。しかし、朝にはカラリと晴れていた。
　定期便でも触れた南太平洋のサイクロンによって、フィジーで大きな被害がでているというニュースがあった。もし気象衛星がなければ、ある日いきなり来襲するサイクロンによってさらに大きな被害が出る可能性もある。自然災害を食い止めることは困難だが、備えることはできるだろう。
　今朝、両親の朝食には1時間以上の時間がかかった。年をとるというのはこういうことなのだ。2人の世話をしていると、非常に勉強になる。父は元気いっぱいなので食事もてきぱきと進む。それに対して母は、体調の悪さもあって食べること自体が大変だ。現状をきちんと把握すれば、私もさらによい方法に到達できることだろう。

　火曜日は午後から小学生のおちびさんたちのレッスンがあるので、それまでの時間をウラノメトリア３αの作業に費やした。少し前から取り組んでいるのはダンパーペダルと打鍵の関係を明確に示すことができるエチュード。そもそもペダルを踏みかえるのは残響が濁るからであり、その濁りは打鍵によって大きく変わる。だから、打鍵抜きにペダルの踏みかえポイントを楽譜に示して校訂譜とするのは無理があることになる。
　ところで、いまハマっているCDは、小林愛実さん（ちゃんづけで呼びたくなる）の「デビュー」というアルバム。ニュウニュウ君もすごいけれど、愛実ちゃんも強烈。“ちびまゆ”のお兄ちゃんの“あっくん”は彼女の同級生。合唱コンクールでは、2人とも伴奏者を務め、2人揃って「伴奏者賞」を受賞したそうだ（この部分の記述に誤りあり。下の注を参照）。世界を舞台に活躍している愛実ちゃんは中学校で伴奏者賞をもらっても嬉しくないかも知れないが、彼女が公立中学校の合唱コンクールで伴奏しているというシュールなシーンは見てみたいものだ。
　イギリスのサイトで、彼女の成長を動画で追跡した見事なサイトがあるのでリンクしておく。英文ではあるが、動画のリンクサイトと考えれば英語が苦手でも問題はない。

AIMI KOBAYASHI A Treasure fom Japan

　お薦めは3歳から8歳までのページ。
http://www.godsownclay.com/Equipment/aimi_kobayashi_a.html

　なかでもクレメンティのソナチネ作品36-3、ショパンエチュード作品25-2が素晴らしい。

訂正　合唱コンクールの伴奏を務めたのは愛実ちゃんを含む2人の女の子でした。お詫びして訂正します（3/17）。