4月8日(木)

58350

 「新・増殖する俳句歳時記」今日の俳句。

 羽のある蛇を描きて日永かな 有馬朗人

 「遠野火、メキシコ」と題された中の一句だそうだから、このヘビは「ケツァルコアトル」ということになる。

 今日は絵里子さんが日本を離れる前の最後のレッスン。(彼女のサイトは「音の絵日記」で検索)
 2日前までドイツにいたという彼女が持ってきたのは「ワルトシュタイン」のベートーヴェン自筆譜カラーファクシミリベートーヴェンハウスで入手したという。彼女が日本に戻るまでに暗号のような楽譜を読み解く約束をした。
 そして、3月14日に東京オペラシティで開かれた吉松隆さんのコンサートからオケ版「タルカス」の話。すでに彼女の世代でもキース・エマーソンはリアルタイムでは知ることのないミュージシャンだと知って少し驚く。プログレッシブ・ロックはそれほど賞味期限が短かったのだ。
 「FMシンフォニー・コンサート」で放送されるらしいので楽しみ。

 今日は、宇都宮の姉が応援に来てくれたので、両親の昼食作りは“プロの主婦”に任せることができた。母の体調は良いとは言えない。