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 4月22日夜、母、芳子が78歳で亡くなりました。生前のご厚情に深く感謝いたします。葬儀は故人の希望により、近親者のみでとりおこないます。家族は、みな心穏やかです。何のお気遣いもなさらぬように。
 30年の闘病生活を気丈に送ってきた母でした。今年に入ってからの看護と介護は、ハラハラドキドキの連続でしたが楽しい思い出ばかりです。それというのも、母がいつでも前向きで模範病人だったからでしょう。御徒町という東京の下町で育ったチャキチャキの江戸っ子でした。
 母に一番感謝していることは、一切私たち子どもの勉強や進路についてとやかく言わなかったことです。そのお陰でみんな思い思い好きな道に進むことができました。
 少しの間、定期便と作曲工房日記をお休みさせていたきますが、それ以外のコンテンツの担当の皆さんはいつもどおりに更新してくださることと思います。

2010年4月23日(金) 野村茎一