6月7日(月)

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 今日午前は、千賀子先生と彼女の知人のピアノレスナーの方が来宅。杉並区在住のベテランレスナー。午後もレッスンが続いたが、夕刻、現役時代に父が勤務していた会社から総務部長さんとその部下の方がお見えになって、また母にまつわる事務処理をひとつ終えることができた。
 カミさんは、きのうまでの疲れが一気に出てバテバテ。私もかなりバテテきたが、明日は現在の墓地を更地に戻す作業と法要があるので、もう一頑張りしなければならない。今週はレッスンの合間を縫って父の定期通院、クルマの定期点検、気調システム(換気と冷暖房をおこなう集中空調装置)のメンテナンスがある。楽譜の作業が思ったように進まないので、予定表を眺めると気が滅入る気分。
 そういえば昨日の夜は、娘の “たろ” に「デュフィをどう思う?」と訊かれたので「デュフィとアンソールは好きではない(なぜアンソールの名前を出したのか自分でもよく分からない)」と答えると、彼女はデュフィを「良い画家だよ」と反論した。彼女とは画家の好みが似ていたので珍しいできごとではあった。それから “たろ” はウィキペディア上にある全画家の全画像を片っ端からチェックしはじめた。数時間後に、私が楽譜の作業を終えて(午前3時頃に)リビングに戻ると、“たろ” は、まだPCモニタに向かっていた。当然の帰結として今朝彼女は予備校に遅刻。なんだか似てるぞと思った。私も20歳の頃に無理をする性格が災いして過労で倒れたことがあるのだが、“たろ” も自分で経験しないとその怖さは分からない事だろう。