6月8日(火)閉眼供養

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 今日午前は閉眼供養。
 改葬には多くの手順が必要であり、経験することも少なく、どなたかのお役に立てるかも知れないのでそのまとめ。

1.新しい霊園の選定と確保。クルマが運転できないような高齢者でもアクセス可能な霊園が理想。実際に行って確認すること。普通の日曜日に墓参者が数多く訪れているようなら、それはよい霊園の目安のひとつ。

2.受け入れ証明書の発行。永代供養料他を支払うと受け入れ証明書が発行される。

3.並行して現在の墓地管理者(菩提寺など)に事情を説明するとともに、承諾を得る。これは本当に丁寧・丁重に誠意を持って行なうこと。

4.市町村の役所で改葬許可申請書の交付を受ける。必要事項を記入。

5.現在の墓地管理者の書名・捺印を受ける。これが埋葬証明書。墓地管理者には今までの感謝をこめて接すること。

6.「受け入れ証明書」「改葬許可申請書」「埋葬証明書」の3通が揃ったら役所に提出して「改葬許可証」の交付を受ける。

7.「閉眼供養」を執り行う。(これが今日。ここにたどりつくまでに1ヶ月はかかる)

8.石材店に依頼して旧墓所を更地に戻す工事を行なう。墓石の移動、あるいは処分も同時に依頼しておくこと。(かなりの費用がかかる)

9.新しい墓所の造営。

10.完成したら改葬する霊園に改葬許可証を提出し、開眼法要。

11.納骨法要。

上記のように、葬儀よりも手順が複雑で時間も労力も必要。