6月16日(水)

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 朝は梅雨空だったけれど、昼前には晴れてカラリとした青空が広がった。まさに梅雨明け後に見られる、透明感のある真夏の空だった。
 午前中は某金融機関に生体認証ICカードの登録に行った。指先の静脈パターンをスキャンして終わり。しかし、対応してくれた窓口の女性が慣れていないらしく、かなりの時間を要した。それから父の夏用の靴下、肌着類を買いそろえて帰宅。大急ぎで父の昼食を用意。今年に入ってから主夫ライフにますます磨きがかかっているので、家事から余分な力が抜けてスイスイと片づいていく。良い感じだ。
 3日後には「モリアキ翁、箱根漫遊プロジェクト」が控えている。楽譜は書けるうちに書いておかなければならない。2台ピアノソナタの第3楽章が進む。
 
 そう言えば、昨日のレッスンでトモコさんが「一生の間にどうしても弾けるようになりたい曲は“幻想即興曲”と“はじめてのピアノソナタ”(ウラノメトリア3α第117番)」と話してくれたので、お世辞半分と受け取っても嬉しくて、新曲のアイディアも浮かんでしまった。いくつになっても褒められれば嬉しいものだ。
 今日は茜ちゃんが「一楽章のソナチネ(ウラノメトリア3γ)」を気に入ったらしく、かなり弾きこんできた。「おお、すごい!」と言うと「早くブギブギやろう、せんせい」。「ブロードウェイ・ブギウギだよ」「ブギブギ!」。とうとうブギブギと呼ぶことになってしまったが、自分の曲を気に入ってもらうことは何より励みになる。
 そこへ尾崎知子さんからのメール。夏の終わりのコンサートのプログラムノートの下書きが届く。「昔のソルツィーコ」は初演だなあ、などと思いながらまたまた嬉しい。今夜は眠る気がしないぞ。