10月4日(月)

89909

 長男の風太郎がマンガ「バクマン第10巻」を買って帰ってきた。私に読む順番が回ってくるのが最後なのは家族の序列なので仕方がない。オヤジというのは、徐々に力関係が下がってくるものだ。読むとやる気が出てくる不思議なマンガだ。
 そう言えば一昨日、娘の“たろ”が徹夜でマンガを検索していた。
 聞いたところ、彼女が小学生の頃、私のレッスンに通っている誰か(「高校生か大学生くらいのお姉さんだった」と言っていた)が貸してくれたマンガだけれど、タイトルも作者も思い出せないものの、どうしても気になって眠れないということだった。
 それ、分かる。感受性の鋭い子ども時代に触れたマンガ、小説、映画、ドラマはなんだか強烈な印象となって残るものだ。私でいえば、すでに高校生くらいになっていたけれども「つぶやき岩の秘密」のテーマ曲のようなものだろう。毎回聴いて、耳コピして楽譜に書き留めたものだった。
 
 こんなのんびりしたことを書いているヒマはないのだが、忙中閑ありというものだ。