11月21日(日)

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 今日はカミさんとずっと前から約束していた外出。
 昨日、またピアノの調律を始めてしまったのと新しいアイディアがあったこと、さらに昨夜風邪っぽい感じがしたので出かけたくない気持ちもあったのだが、カミさんと出かけるのが久しぶりだったのでたくさん歩いてきた。

 音楽の勉強をする時に音楽について調べるのは当たり前のようだが、音楽史に関しては少し事情が異なるのではないだろうか。
 音楽史の書物を読むということは、それ自体が他人の考えを読むことに等しい。特に古い時代(20世紀以前ならいつの時代でも)では、情報の伝達の質と速度について理解しなければ作曲家の独自性と地域性を理解できないだろう。今ごろになってようやくウィーン楽友協会のオットー・ビーバ博士のレクチャーが理解できてきたかも知れない。
 今日は電車の中で、これから知るべきことに思いを巡らせてワクワクしていた。